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腸の中から熱中症ケア

2016.6.24 09:57〜記事は産経新聞より引用しております〜
【くらしナビ】
腸の中から熱中症ケア


 ■発酵食品と食物繊維+日常的な運動で猛暑乗り切る

 今年の夏は猛暑になると予想され、熱中症が心配される状況だ。発症リスクは真夏に限らず、今頃から高まるといわれる。熱中症から身を守るには日常的な健康管理が大切。最近では腸内環境を良好に保つと熱中症予防に役立つことも分かってきた。(武田範夫)

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 人体には周囲の気温が変化しても体温を適切にコントロールする機能が備わっている。暑くなると発汗を促し、気化熱で体を冷やす作用もその一つ。順天堂大学医学部の小林弘幸教授は「この体温調節ができないことによって起きる自律神経障害がいわゆる熱中症」と説明する。

 発症のメカニズムはこうだ。まず体温調節機能が破綻を来すと、循環器や消化器など人体の各器官をコントロールしている自律神経が乱れてしまう。そうなると今度は血流障害が起き、次いで目まいや頭痛、吐き気といった熱中症でよくみられる症状が表れる。

体温調節機能が働かなくなる要因はさまざまだ。小林教授は「脱水状態や睡眠不足などで起きやすいが、見逃せないのが腸内環境の悪化」と指摘する。

 血液循環や消化吸収、呼吸などは自律神経によってコントロールされ、互いに影響を及ぼし合う関係にあるため、いずれかがトラブルを起こせば他にも波及する。だから腸内環境が悪くなれば、場合によっては体温調節機能にまで影響が及んでしまうという。

 腸内には善玉菌と悪玉菌が存在することが知られている。小林教授によると、腸内環境が悪化した状態とは、アンモニアや硫化水素といった有害物質を含んだ悪玉菌が多く存在している状態を指す。一連の有害物質は血液中に入って全身を回ってしまうが、「この状態のときは体がうまく機能しないなど負の方向に傾いているため、わずかな脱水状態や気温差にも体が正常に対応できなくなる」。こうして熱中症のきっかけを作ってしまうわけだ。

 他にも腸内環境と自律神経には密接な関係がある。

 小林教授によると、自律神経は交感神経と副交感神経に大別されるが、腸内環境が悪化すれば、血管を広げる働きをする副交感神経に悪影響が及び、結果的に血流を悪くするとともに、心身のストレスも高めてしまうという。「腸内環境は全身に影響を及ぼすだけに、どう良好に保つかは極めて大切なこと」と説く。

 そのためには日頃からどうケアすべきなのか。

 小林教授は「内側と外側から腸を鍛えることに尽きる」と断言する。内側とは食事であり、外側とは運動だ。食事では乳酸菌を含んだ発酵食品や食物繊維が豊富な野菜類を意識して食べることがポイント。発酵食品ではヨーグルトやキムチ、納豆などが具体例として挙げられる。

 最近は乳酸菌が生きたまま腸まで届くように工夫したり、乳酸菌と食物繊維の両方を含んだりした商品も登場している。また、食物繊維について小林教授は「日本人の食物繊維摂取量は少ない。1日に少なくても20グラムは取ってほしい」と呼びかける。

 運動に関してはウオーキングなどを日常的に心がけることがコツ。併せて夕食は早めに済ませ、腸を休めることも重要とか。腸内環境を良くするとともに、運動も取り入れた健康的な生活を送り、この夏を元気に乗り切りたい。〜引用おわり〜

暑さや熱気、湿度に体が対応するまでに
時間がかかるからこそ
日々の食事や適度な運動で
健やかな体づくりが必要だと思います。

バランスよく食べ
規則正しい生活を心がけ
ストレス軽減に努める。

ちょっとした気づきが
強いしなやかな身体を作るのだと思います。

〜腸内環境は大切です〜