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「レジオネラ症」 梅雨に増加

【気になるこの症状】死亡する危険性もある「レジオネラ症」 梅雨に増加、免疫力低い人は要注意

(2016年6月15日発行 夕刊フジから)〜記事を引用しております〜

梅雨時期になると、気温や湿度が関係してレジオネラ症の感染が増える。多くはかぜに似た一過性の症状で自然治癒するが、劇症型の肺炎を起こすと、死亡する危険性もある。免疫力が低下している人や持病がある人は注意しておこう。

【水滴を吸い込み感染】

 レジオネラ症を引き起こす原因菌は、土壌や水中など自然界に生息するレジオネラ菌。感染経路は、レジオネラ菌を含むエアロゾル(微小な水滴)を吸い込むことで発症する。池袋大谷クリニック(東京)の大谷義夫院長(呼吸器内科専門医)が説明する。

 「レジオネラ菌は、主に水中環境にいるアメーバに寄生して増殖します。ですから、掃除が不十分でエアロゾルが発生する場所なら、どこでも感染源になる可能性があります」

 たとえば、温泉や公共入浴施設、24時間風呂(循環式浴槽)、ジャグジー、温水シャワー、噴水、冷却塔などだ。

【肺炎型では死亡も】

レジオネラ菌の電子顕微鏡写真(提供・国立感染症研究所)
レジオネラ菌の電子顕微鏡写真(提供・国立感染症研究所)
 レジオネラ症には「ポンティアック熱」と「レジオネラ肺炎」の2つの病型がある。ポンティアック熱は、潜伏期間1〜2日で発症率が95%と高いが、発熱、頭痛、せきなどのかぜに似た症状で1週間以内に自然治癒するので、特別な治療の必要はないという。

 「注意しなければいけないのは、潜伏期間が2〜10日と遅いレジオネラ肺炎=別項=の方です。急速に悪化し、致死率は10%以上。適切な治療がされないと7日以内に死亡することが多いといわれています」

 特に、免疫力の低下した高齢者や糖尿病や慢性呼吸器疾患などの持病を持つ人は肺炎型になりやすいので要注意だ。

 「レジオネラ症は4類感染症で全数把握対象疾患ですが、ポンティアック熱は集団感染など特殊な場合以外は診断されていません。しかし、昨年の年間報告数は過去最多の1300人以上で年々増加傾向にあります」

 【予防は水回りの掃除】

 レジオネラ菌の感染は、医療機関で尿中抗原検査をすれば大半は15分ほどで判定できるという。レジオネラ肺炎と診断されれば抗菌薬(内服薬や注射)で治療する。

大谷義夫院長
大谷義夫院長
 「レジオネラ菌は細胞内寄生細菌なので、宿主細胞に浸透するニューキロノン系などの抗菌薬でなければ効きません。受診が遅れて重症化すると、入院して点滴治療が必要になります」

 予防は、レジオネラ菌が増殖する元となるアメーバが住む水回りのヌメリ(バイオフィルム)などの汚れを除去すること。家庭内でエアロゾルが発生する可能性がある浴槽やシャワーヘッド部分の掃除には、市販の塩素消毒液(次亜塩素酸など)を使うのがいい。また、レジオネラ菌は60℃以上で殺菌できるという。

 《レジオネラ肺炎の症状》

 全身倦怠(けんたい)感、頭痛、食欲不振、筋肉痛などの症状から始まり、せき、38℃以上の高熱、悪寒、胸痛、呼吸困難などが現れる。意識障害や手足のふるえ、下痢なども見られる。〜引用終わり〜

毎日日々元気に過ごそうとしていても
梅雨のときは、ジメジメでだるく
なんとなく疲れが残ります。

清潔に!を心がけて
夏に向かって元気に動きたいものです。

〜腸内環境は大切です〜