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がん闘病者の療養

2016年6月11日(土)
がん闘病者の「ダラダラ生活」はなぜ「療養」にならないと考えるか
ドキュメント 妻ががんになったら【24】
PRESIDENT Online スペシャル〜記事を引用しております〜

闘病者の“ダラダラ”のメリットとデメリット

がんなどの大病で闘病している人は、心身ともにムリをせず、少しでも不調を感じたら、早めに安静にしておいたほうがいいのは、いうまでもありません。ただ、単なる“ダラダラ”は“療養”にならないような気がします。たとえば、疲れたときにベッドで横になるのは“療養”につながりますが、ベッドのなかに入っても、ずっとスマートフォンをいじっているのは“療養”ではなく“ダラダラ”だと思うのです。

もちろん、精神的に参っているときは深刻にならず、“ダラダラ”するのも“療養”につながると思いますが、そうでない場合は、極力“ダラダラ”を排除したほうがいいように思います。

このようなことを書くと、ただでさえ闘病で大変なのだから、好きなようにさせてやればいいではないか、という意見もあると思います。たしかに一理あるのですが、脳科学的に見た場合、基本的に脳は怠け者なところがあるため、段々と単なる怠け者になってしまう可能性が出てきます。

それでも“ダラダラ”することで身体の疲れやダメージを回復させ、リラックスさせてくれる副交感神経が働きやすくなるため“療養”につながる、という意見もあるでしょう。闘病が大変なのだから、精神が病んでしまう危険性を考えると、怠け者になるくらいいいではないか、という考え方もあるかと思います。

ただ、ストレスや緊張を感じているときに働く交感神経も、活動的な行動をするには欠かせません。副交感神経だけでは、前向きにはなれないと思うのです。実際、交感神経と副交感神経がバランスよく働かなければ、自律神経を健康な状態にもっていけない、という医者はかなりいます。

妻の場合、精神的に参っていたり、疲れたりしているときの“ダラダラ”は、“療養”につながっているように思えます。ただ、心身ともに調子がいいときの“ダラダラ”は、“療養”にはつながらず、かえって不摂生のように思えます。厳しい意見かもしれませんが、人生のムダ遣いをしているように見えるのです。実際、妻も「今日はなんにもできなかった」と後悔の言葉を口にし、反省することが少なくありません。

つまり、闘病者の“療養”は絶対に必要ですが、それに加えて“ダラダラ”した日々を送っていると、副交感神経を優位にするのには有効ですが、ほとんど交感神経を使わなくなってしまうのが問題だと思うのです。

こうなると、何ごとにも段取りが悪くなり、ちょっとしたストレスにも打たれ弱くなります。妻の場合もそうで、自覚してハッとすることが少なくないのです。これではますます活動的な日々を送ることができなくなってしまいます。そのため、妻が“ダラダラ”している日々が続いているな、と思ったら、さり気なく注意するようにしています。

闘病していても、没頭できることを探すべし

がんの宣告を受けると、しばらくは立ち直れない人がほとんどだと思います。ただ、しばらくして前向きになってきたら、没頭できることを探したほうがいいでしょう。たとえ死の恐怖にさらされているとしても、です。没頭できることがなければ、死の恐怖が強くなるばかりです。

私の妻の場合、主治医から「治るとは思わないでください」と絶望的な宣告をされていますが、趣味の手芸に没頭しています。手芸の展示会に出展するほどで、わが家がお金の問題でどうしようもなくなったときは、やりたかった仕事ということで、手芸屋のパートにも出てくれました。もちろん闘病しながらのことなので、大変なところも少なくないのですが、それでも生き甲斐につながりました。

最近では、派遣会社から、昔やっていた技術系の仕事を紹介されることも増えたのも、妻の気持ちを前向きにすることにつながっています。「必要とされている!」と思うことで、さらに生きる欲が強くなってきたようです。

もちろん、闘病が大変なら働く必要はないのですが、それでも趣味や自分のやってみたいことを、1日にほんの少しでもやるほうがいいと思います。そのほうが免疫力を高めることにもつながります。

しかし、なかには何をしたいのか、よくわからない人もいるかと思います。このような場合は、家族が一緒になって考え、必要に応じてサポートするのもいいでしょう。たとえば、闘病者の興味のあることがあれば一緒につきあったり、ネットなどでいろいろと調べたりするのもいいと思います。家族の協力が闘病者の背中を押すことにつながります。

少しずつでも前進するような感じで、気軽にいろいろ試してみると、“ダラダラ”と過ごすことが少なくなり、ひいては「なんのために生きているのか」という疑問を、闘病者が抱かないようになってくるかと思います。

〜引用終わり〜

日々、なにか仕事があると
考え行動します。

家事であったり、整理整頓したり
自然と共にしたり。
一日のサイクルの中で
「あれをしなくちゃ」となると
気力が出てきますね。

お医者様と相談しながら
身体の声を聞きながら
ゆっくりとできる範囲で。
最大の療養 治療だと思います。

〜腸内環境は大切です〜